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 多くの日本人卒業生を輩出しているUNLVホテル学部。 今回は、『ホテル学部以外の日本人も紹介して!!』との沢山の希望にお答えし、音楽メジャーで卒業した鈴木徹平さんにインタビューにご協力いただきました。

いきなりですが何の楽器を弾いていらっしゃるんですか?またその楽器を始めたきっかけは何ですか?

 トランペットを弾いています。きっかけですか。うちの家族の影響は大きかったです。両親も音楽を やっていて、子供の頃から家の中で音楽が鳴り響く環境があったんですよ。もともと父親がトロンボーン を弾いていたため、はじめはトロンボーンを弾きたかったんですが、手が短かったためトランペットにし ました(笑)トロンボーンって手が短いと弾きにくいんですよ。

音楽家として働いていらっしゃるとのことですが、主にどのような仕事をしてるんですか?

 普段はラスベガスにある地元の中学校や高校に行ってトランペットなどを教えて います。またプライベートレッスンもしています。ラスベガス以外ではニューヨーク で若手のプロを集めてやっている金管アンサンブル等もやっています。

ラスベガスでコンサートなどを開いたりはしていないんですか?

 そうですねー、私はクラシック音楽を弾いているのですが、ラスベガスという街はジャズやショー ミュージックが主の街で、クラシック音楽はあまり盛んではありません。そういうこともあり今現在で は、若いホープたちを育てる仕事をしています。それが私がラスベガスで出来る事だと思っています。

日本でも時々活動しているとのことですが、主にどういったことをしているんですが?
日本にはここ何年か夏と冬の時期に帰っています。夏の時期は小、中、高、大学、一般、職場などで 吹奏楽を教えたりしています。夏は吹奏楽コンクールがあるのですが、そのための練習に参加して、 トレーナーとして全国の学校等を周って教えています。

なるほど、そういう仕事ってあるんですね。各学校にも音楽の先生はいるんですよね?その先生たち とは教えたりする内容が違うんですか?

 もちろん、各学校にも音楽の先生はいます。でも学校によっては金管楽器が弱かったり、トランペット にもっと力をいれたいといったようなところもあり、プロに指導をお願いしたいと思う学校もあるんです よ。学校以外にも地域の吹奏楽連盟から依頼されて、地域でトランペット講習会を開いたりする事も有り ます。

日本では教えたりするだけでなくコンサートを開いたりもしてるのですか?

 はい。コンサートも開いています。今度東京でやるので是非来てくださいよ。

是非行きたいですね−。それではここで学生時代の話しを聞かせていただけますか?いつ頃アメリカに 来たんですか?

 中学校を卒業後まずアメリカのミシガン州にあるインターローケン芸術高校という音楽専門の高校に いきました。

高校からアメリカに来てたんですね。
 はじめは日本の高校に通おうと思っていたのですが、音楽、トランペットの本場はやはりアメリカでし て、本気でトランペットを勉強したかったのもありアメリカに来ました。

鈴木徹平 1976年福岡県直方市に生まれる。 1991年アメリカ、ミシガン州 インターローケンナショナルミュージックフェス ティバルに参加し同年9月インターローケン芸術高校に入学。

 1994年5月、同を卒業。 同年9月オハイオ州クリーブランド音楽院に入学。 1996,1997年コロラド州アスペン音楽祭に参加。アスペンフェスティバル オーケストラではサム‐メガット(シカゴ交響楽団、コンサートマスター)クリス‐ ゲッカー(元、アメリカン‐ブラス‐クインテット)等アメリカメジャーオーケストラ 奏者等と共演する。
 1997年ベンジャミン ライト(現、ボストン交響楽団トランペット奏者)と協力し合いクリーブランド‐ブラス(金管五重奏)を結成。 同年、夏日本演奏旅行を行う。 同年11月アメリカ五大音楽大学(ジュリアード音楽院、クリーブランド音楽院、 イーストマン音大、カーティス音楽院、ニューイングランド音楽院)より仲間を集め ユナイテッドブラスを結成する。
 2000年11月、デビューアルバム「THE  UNITED BRASS」をベーシック・ビデオ・アーツよりリリース。

 1998年5月クリーブランド音楽院を卒業後、オークリッジ交響楽団に首席奏者と して入団、同時にテネシー大学‐ノックスビル校にて講師を務める。さらに、ブ ラスウインド金管五重奏のメンバーとしても活躍し1999年にはアメリカコンサー トツアーを行う。

 2001年11月、パラマウント・ブラス(金管五重奏)に入団。同 時にネバダ大学ラスベガス校にて講師も務める。 2001年マイケル-サックスとリサイタル・講習会ツアー(日本)を行う。今年12月にもリサイタル同氏との日本リサイタルツアーが決定している。 トランペットをジョン‐リンドナウ(インターケン芸術高校)、マイケル‐サックス( クリーブランド管弦楽団、首席奏者)、ジェームス‐ダーリング(クリーブランド管弦 楽団)、 クリス‐ゲッカー各氏に師事。 現在はユナイテッドブラス、及びパラマウントブラスのメンバーとして活躍中。更に日本での演奏会、リサイタル、講習会等も頻繁に行っている。

高校卒業後は?
 その高校を卒業後、オハイオ州にあるクリーブランド音楽院という大学にトランペットの学士をとる ため行きました。
その大学はやはり音楽で有名なんですか?
そうですね、アメリカには五大音楽院と呼ばれているものがあるんですが、そのうちの一つです。 アメリカには全世界各地から音楽を勉強する人が集まるのですが、みんなその五大音楽院のどれかを目指して 来るんですよ。
へぇー、そうなるとそれらの音大に入る時の試験ってすごい難しそうですね。倍率とかも高いんですか?
面接やオーディションはもちろんありました。その時のうちの大学の倍率は35倍くらいですかね。でも 運良く第一志望のクリーブランド音楽院に受かることができたので嬉しかったです。
すごいですねー。全世界の音楽スペシャリストのうちから選ばれたわけですからすごいですよ。その大学 を卒業後ラスベガスへ来たんですか?
いえ、その後テネシー大学ノックスビル校でトランペットの修士を取りました。
大学院ってどんな勉強するんですか?
ティーチングアシスタント(TA)などをしてました。テネシー大学の生徒にトランペットを教えたり、地域 のオーケストラに参加してトランペットを吹くということもしてました。これら全てが卒業するためにやらなく てはならないことでした。
なるほど。大学院では実践的なことを多くやるんですね。生徒たちに音楽を教えるにあたり苦労したこと ってありましたか?
英語のことはありましたね。そのころは英語に関して困ってはいませんでしたが、やはり外国人ですから ネイティブと同じようにはしゃべれないですよね。でも予めクラスの前にそのことを生徒たちに言っていましたし、、 生徒たちも理解してくれていたので大丈夫でした。時々わざとへんな英語を話して困らせたりもしていました(笑) 生徒たちとのコミュニケーションは大切にしていました。
そのテネシーの大学院を卒業後ラスベガスに来たのですか?
はい、そうです。その頃トランペット以外に指揮にも興味がありまして、今度は指揮法の修士を取ろうと 思いUNLVの大学院にいきました。
鈴木さんのお父さんの影響はやはりあったのですか?
そうですね。そのころ(今でも)うちの父親もUNLVで教えていたので、指揮 法を学ぶのだったらUNLVがいいと おもっていました。その頃は今ほど音楽メジャーに日本人は多くはなかったですね。 UNLVでもTAなどを しながら指揮法の修士をとりました。
UNLVの音楽メジャーは有名なんですか?
有名とは言えないかと思います。でも日本人の先生がいるということもあり、彼 のもとに日本人の生徒は毎年少しずつ増えて いるみたいです。今現在13人くらいの日本人が音楽メジャーで勉強しています。
お父さんの影響は大きいみたいですね。それではここでこれを読んでいる学生さんたちにメッセージをお願 いします。
外国にきたら絶対に日本で勉強できないことが勉強できると思います。しっかりそのことを理解することが 必要だと思います。そして身に付けられるものはたくさん身に付けてほしいですね。ある人にとってはそれが 英語かもしれません。ある人にとっては音楽かもしれません。せっかく外国にきているのだからこっちでしか できないこと、こっちだからできることを身に付けてほしいですね。
それでは最後に今後の目標を教えてください。
そうですねー。今はラスベガス中心で働いていますが、今後は日本に拠点を置いて日本での活動範囲も広げて いきたいと思っています。今までアメリカで学んだ事を日本で活かして行けたらと考えています。
具体的にはどう言った事をやりたいと思っていますか?

 
今教える仕事もしていますが、もちろんそれは続けていきたいです。それ以外にもオーケストラや ミュージカルで演奏や指揮をしたり、芸能人のバックで吹いたり、映画音楽で演奏したりと、色々なことをしたいですね。 なにか一つのことをやったり、一つの事しかできないというのは好きじゃないんですよね。色々な事を幅広く やりたいと思っています。

 長時間に渡るインタビュー有難う御座いました。海外の大学を卒業後、日本とアメリカをまたに駆けて活躍されている鈴木さん。現状 に決して満足することなく、よりいっそうの成長を望んでいらっしゃるということが インタビューをしていてひしひしと伝わってきました。鈴木さんなら大きな夢を叶え られると信じています。これからも頑張ってください。

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