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10年後の私の未来
上野 智美
Believing in Myself〜自分を信じること〜これは、私のモットーであり、行動を起こす際の原動力になる言葉だ。自分が変わらなければ何も変わらない、そんな大切なことを留学を通して、いろんな方達との貴重な出会いを経験し学んでいる。
私の将来の目標は、たくさんある。グランドホステス、ウェディングプランナー、そして執筆することが私の将来像だ。全ての目標を達成しようと思っているし、そんな強欲さも、目標達成のための重要な要素であることを、アメリカで学んだ。なぜなら、そのいくつかの目標にむかって、皆平等な時間の中で一生懸命になれるからだ。それゆえ、常々自分の目標について、毎日思考を重ね、これが本当に自分にあった未来像なのかと、確認するようにしている。
私が留学を志すようになったのは、高校2年生の頃からだ。その前から、英語に触れる機会があった。それが中学2年生の時の算盤欧米使節団の一員として、アメリカに算盤を教えに来た事だ。この時、全く英語を話せなかったので、コミュニケーションをする際に、もどかしく、悔しい思いをしたことを覚えている。これが最初の目標にむけての原動力となった。それから、英語を話す事に興味を持ち始め、自分の英語力を極めようと決意した。高校2年生の時、私はまだどの大学に行くか迷っていた中、英語を勉強するなら海外に出るのが一番だという父の後押しもあって、留学を決心した。留学をするからには、自分を変えたい。そして、夢を夢のままでは終わらせないと強く誓って、ここアメリカに来た。
一つ目の目標であるグランドホステスと言うのは、空港でサービスを提供しているスタッフのことである。航空関係で働いているスタッフと言えばキャビンアテンダントも指すが、グランドホステスはキャビンアテンダントとは違い、飛行機に乗らず、空港での受付、予約、時には飛行機に乗り遅れているお客様に対しての手配などを行っている人達である。
昔から、人に喜ばれる事をするのが好きで、小学生の頃は先生に肩たたきをしてあげたり、友達の誕生日には必ず祝ってあげたりもした。そのときに言われるありがとうと聞くのが、幼い私でもすごく嬉しかったし、私がした事で、相手が喜びを見せる笑顔が私は好きだ。
そこで、どうしたら自分の性格の長所を生かせるか考えた時、それに一番適しているのは接客業だと気が付いた。ここに辿り着くまでに、いろいろな種類のアルバイトを経験した。例えば、コンビニエンスストアのレジ打ちや、試食販売のデモンストレーター、どちらもお客様と直接会話ができ接することの出来る仕事だった。こちらが笑顔で対応すれば、お客様もニコリと笑って返してくれる。私はそれが嬉しかった。人に喜んでもらえることで、自分の幸せの度合いも満たされる事を知ることができたし、こうした接客業のアルバイトをしながら、一社会人として、大きく飛躍できた貴重な体験だった。
そして、英語を極める事から、グランドホステスにいたった。一つ目の目標を決めるまでに、多くの選択肢を持っていた。今でも、一つだけに限定はしていないが、どれもサービス精神を持ち合わせた仕事だった。例えば、今までに憧れた職業の一つは、警察官だ。私の父は警察官で、父の背中を見てきて育ってきたので、知らず知らずのうちに影響されてきたのだと思う。いつも父は、無償の精神で自分の仕事に取り組み、誇りをもっている。そんな父の職業は私の憧れであったけれども、それを将来の目標に選ばなかった。
グランドホステスになることを第一の目標とすることに辿り着くまで、このように私の将来像は二転三転してきている。なぜなら、警察官以外にもホテルウーマンにもなりたいと思った時もあるからだ。しかし、どの職業に当てはまることはサービス精神だ。ではなぜ、これらの職種の中でグランドホステスを選んだかというと、自分の長所を考えたからだ。昔から、リーダーシップをとり、何があっても怖じけず即行動に移す性格は、今も変わらない。空港に行って、最初に目に入るのが、グランドホステスである。言い換えれば、適材適所の臨機応変な対応で人に喜んでもらえる仕事が出来るという事だ。これも私の性格のうちにある、人に奉仕する仕事が好きな面を反映している。
それと、留学を快く許し応援してくれている家族への感謝の気持ちを、旅行をプレゼントすると言う形で表したい。決して裕福な家ではないのに、いつも母は金銭的な事は心配するなと言ってくれ、また妹は第一志望の高校には行かず、お金の面を考え、奨学金制度のある高校に通っている。だから次は私の番だ。今度は私が家族に、快適なサービスを提供すると共に、日頃の疲れを癒し、旅行を楽しんでもらいたいと考えている。これが、私の未来設計図である。
また、日本にいる家族にこれ以上の負担をかけさせまいと、日常生活は必要最小限ですませている。そんな中、偶然CCSNで知り合った方に、私の状況を知り、毎回のようにお昼を差し入れしてくれ、食事の面だけでなく、衣食住全てにおいて大変お世話になっている。このような慈悲深い優しさと応援に支えられながら、私は目標に向かって頑張ってこられた。
過去から今日までにこのような段階を一つ一つ踏んできたからこそ、今の自分があり、目標を見出すことができた。私は、目標に近づくためのベストな方法を、常に検索している。頭で考え、それを即行動に移し、いろんな人との人脈を広げることが大切だと信じているし、その第一歩として、役立つ情報が得られそうなセミナーには必ず参加し、いろんな事を吸収し、多くの人と共感し合い、自分の価値観の範囲を広げようともしている。
そして、もう一つ大切なことは、自分を信じて前に突き進むことだ。それと同時に、目標達成が出来なかったことについても考え、どうしたらこれを回避出来るのかと言う考えも合わせもつようにしている。もし、失敗してもそれを糧に次に進むための燃料として、将来のゴールを諦めない内面的な強さを、学生の内に鍛えておくつもりだ。
また、これは自分には無理ではないかと疑い、実践する前から諦めるようなことはしなくなった。出来る出来ないではない、やるかやらないかが重要なのだと気が付いた。何もアクションを起こさず夢を夢のままで終わらせるような事はしたくない。
それゆえに、今まで将来の夢とは言わず、将来の目標と定義してきた。将来像は見えている。それに向かってただ猛突進するのではなく、情熱を持ち今やるべきことは何かを念頭に置き、将来に向かって伸びている道を力一杯歩んでいくつもりだ。昔の自分ではとても考えられないような事に、挑み続けている。
今は、CCSNに在籍しているが、のちにUNLVに編入し、ツアーリズム関係を勉強する予定である。今は、職場見学や人との出会いをとおして情報収集をし、グランドホステスになるべく、しっかりとした基礎や土台作りに専念している。例えば、コミュニケーション向上のための完璧な英語の取得だ。グランドホステスになった後は、ここでの接客経験を生かし、ウェディングプランナーとして、お客様には私がアレンジしたプランで結婚という幸せを共に感じたい。
そして、これらの人生経験の中で習得してきたちょっとした知恵を、本という形で多くの人に提供していこうとも考えている。これらの情熱は、どんな時でも目標達成のためにチャレンジャーでありたいと思う所から来ている。
十年後の将来、わたしはグランドホステスになっているだろうが、先にまだまだあるゴールに向かって、走り続けていることだろう。限られた時間の中で、私の特技と特色を生かし、日本語、英語、中国語の3カ国語を通し、国際感覚豊かに橋渡しの人材として、世界に大きく羽ばたいて行きたいと思う。そして将来、振り返ってみても、後悔しない輝き続ける自分でいたい。
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